毎年、夏休みになると親子で頭を悩ますのが宿題の読書感想文!
学校でも、小学生におすすめの推薦図書の一覧を持って帰ってきたりしますよね。
うちも毎年推薦図書選びから悩んでいます
そこで、今年こそは早々に読書感想文を終わらせたい小学生のママたちに一足早く小学生向け推薦図書2019年版をご紹介!
関連記事:推薦図書、小学生におすすめな児童書作品 12選[2020年版]
2019年の小学生向け推薦図書はこれ!
参考までに2019年の小学生向け推薦図書をリストアップ!
2020年の推薦図書でなくても読書感想文を書くことは可能なので、2019年の推薦図書から選択するのもあり!
推薦図書:小学生低学年向け
魔女ののろいアメ(PHPとっておきのどうわ)
「おねえちゃんなんか、だいきらい」図書館に返す本をお姉ちゃんの分まで持たされたサキは、「アメ屋」と書かれた屋台のおばあさんに手招きされた。魔女だというおばあさんから「悪口を十こ」言いながらビンの中身を混ぜるとアメになる「のろいアメ」を買った。なめるとあまりのまずさに1日気絶するという。「おねえちゃんは、いばりんぼう」「うそつき」と言いながら中身をぐるぐる……でも、強くてかっこいい時ややさしい時もあることを思い出す。さてサキはどうする?
2019年 青少年読書感想文全国コンクール「課題図書」のご紹介
スタンリ-とちいさな火星人
お母さんが泊りがけで仕事に出かけると、スタンリーは庭に出て宇宙船に乗り込み、火星へ向かった。しばらくすると火星からスタンリーそっくりな小さなカセイジンがやって来た。カセイジンは手を洗わない。歯を磨かない。お風呂にも入らない。学校ではケンカして校長室の前で反省させられる。
その夜お母さんが帰ってくると、小さなカセイジンは急いで宇宙船で火星に帰った。しばらくして、スタンリーがキッチンに駆け込んできた。「火星からもどってきたんだよ!」
2019年 青少年読書感想文全国コンクール「課題図書」のご紹介
心ってどこにあるのでしょう?
心はどこにあるのだろうか。女の子は、好きな人に会うとほっぺが赤くなるから、ほっぺにあるのかな?胸もどきどきするから胸にあるのかな?と考える。いろいろ考えると頭が痛くなるから頭にある、と思う男の子。
嫌なことがあったり、深く考えたり、嬉しい、悲しい、悔しいとき、体のどこがどんな感じになるのか思い起こして、たぬき、うさぎ、猫など動物たちもいっしょに、自分の考えを言い合う。心とは何か、どこにあるのか考える絵本。
2019年 青少年読書感想文全国コンクール「課題図書」のご紹介
もぐらはすごい
身近な動物のようで、その生態はあまり知られていないモグラを親しみやすい絵と文で紹介した科学絵本。
土を掘る手は大きく、その土を地面の上に押し上げる腕の力はとても強い。目や耳や毛の生え方など体のつくりは、地面の下での暮らしに便利になっている。真っ暗な土の中でもえさを見つけ、危険を感じることもできるのは、鼻先にあるアイマー器官のおかげである。地下のトンネルの様子や暮らしぶりも興味深い。巻末に監修者の解説あり。
2019年 青少年読書感想文全国コンクール「課題図書」のご紹介
推薦図書:小学生中学年向け
かみさまにあいたい
雄一は、おばあちゃんに嘘をつき、最期まで本当のことが言えなかった。3か月ほど経ったある日、その墓前で、竜也と出会う。乱暴でクラスをかき乱す竜也とは関わりたくない雄一だったが、「神さま、いるって思うのか?」という竜也の一言から次第に打ち解け、二人は秘密を共有するようになる。それぞれに心の傷を抱えた雄一と竜也は、神さまに会いたい一心で、さまざまな計画を立てる。
友情を育みながら、少しずつ成長していく姿を描いた作品。
2019年 青少年読書感想文全国コンクール「課題図書」のご紹介
子ぶたのトリュフ
動物が大好きな牧場の子ジャスミン。ぶたを飼いたいが、牛の牧草地を荒らされると父は認めない。獣医の母について行った牧場で生まれたばかりの瀕死の子ぶたを思わず連れ帰ってしまう。内緒で初乳を与え、ほのかに温かい大型オーブンの中で温め命を救う。両親も認める手当の完璧さ。子ぶたは親のように慕い、鋭い嗅覚を鍛える遊びで、臭いで物を探せるようになる。
ある日、事件が起こり、捜査ぶたとしての初仕事。動物と生きる姿が輝く。
2019年 青少年読書感想文全国コンクール「課題図書」のご紹介
そうだったのか!しゅんかん図鑑
シャボン玉を割る、ロウソクを吹き消す、コップの水をこぼす。そんな動きには、肉眼で見るのとは全く異なる瞬間の姿がある。それをハイスピードカメラでとらえた写真絵本。たたんだページをめくると瞬間の姿についての解説があり、科学への興味がふくらむ。きれいなビーズ玉に見える写真は、シャワーの水。瞬間をとらえると、表面張力が働いて球になった小さな水の粒であることが分かる。
身近なものが動く時の目に見えない世界を楽しめる。
2019年 青少年読書感想文全国コンクール「課題図書」のご紹介
うちはこの作品を買いました!
文字数も少なめで読書が苦手な子でもおすすめです。
シャボン玉の割れる瞬間やミルククラウンなど親子で楽しめる1冊でした。
ハチごはん 季節のごちそう
虫を食べる習慣のある日本の山間部。岐阜県のとある山里でも、地元の言葉で「へボ」と呼ぶクロスズメバチの幼虫を伝統食としている。
仲間で協力してハチを追いかけて巣を突き止め、持ち帰ってエサをやりながら大きく育てていく姿を、臨場感あふれる数多くの写真で紹介している。
山を駆け巡って「ハチ追い」する人、巣箱を作る人、ハチの子を抜き出して甘露煮に調理してほおばる家族の姿。地域の連帯と豊かな食文化に圧倒させられる。
2019年 青少年読書感想文全国コンクール「課題図書」のご紹介
推薦図書:小学生高学年向け
ぼくとニケ
仁菜が拾った子猫は手のひらサイズ。ニケと名付けられ、幼なじみの玄太の家で飼われることになった。
5年生になってすぐ学校に行かなくなった仁菜は、玄太と一喜一憂しながらニケの世話をする。
ある日、ニケが重い病にかかる。苦しそうなニケ。玄太の家族と仁菜は安楽死という苦渋の決断をする。「生きてるって、それだけでキセキみたいなものなのかもしれない。」ニケの姿から、玄太と仁菜は生きることについて考える。
2019年 青少年読書感想文全国コンクール「課題図書」のご紹介
かべのむこうになにがある?
どこまでも続く大きな赤い壁。「かべのむこうになにがあるんだろう?」。知りたがり屋のねずみが、くまやライオンに尋ねた。しかし、誰も教えてくれない。あきらめきれないねずみが鳥の背に乗って壁を越えると、夢のような世界が。「ほんとうのものをみるゆうきがあればかべはきえる」と鳥は言う。ふたりが戻ると、不思議なことが起きていた……。
自分にとっての壁とは? 誰もがふと思いをはせる1冊。
2019年 青少年読書感想文全国コンクール「課題図書」のご紹介
マンザナの風にのせて
ベインブリッジ島に暮らす日系移民のマナミ一家は、日米の開戦により強制立ち退きを余儀なくされ、収容所へと旅立った。愛犬トモとの別れがマナミの心を押しつぶしそうになるが、収容先の学校のロザリー先生が、マナミの心を癒してくれた。
第二次世界大戦時における日系人の生活とさまざまな苦労については、今までほとんど紹介されてこなかったが、作者の誠実な文章が読者の理解を助ける。
2019年 青少年読書感想文全国コンクール「課題図書」のご紹介
もうひとつの屋久島から 世界遺産の森が伝えたいこと
樹齢7千2百年と言われる縄文杉などの巨大杉が存在している島、屋久島。それゆえに日本初の世界自然遺産の一つとして登録されたと思われがちだが、実は世界的にたいへん貴重な特徴をもつ「太古の森」の存在が、登録の理由として大きい。しかしその森は国が認めた伐採のため、絶滅寸前だったのである。
どのように絶滅をくい止めることができたのか。本書はそのドキュメントであるとともに、屋久島の将来、地球環境をも考えさせる一冊。
2019年 青少年読書感想文全国コンクール「課題図書」のご紹介
2019年の推薦図書、Kindleからでも読める作品
毎年、推薦図書を買って本かさばってしまうのがイヤと言う人は数は少ないですが電子書籍Kindleで購入しても良いでしょう。
紙の本よりグッと安く購入することができます。
推薦図書:小学生低学年向け
魔女ののろいアメ (PHPとっておきのどうわ) Kindle版
推薦図書:小学生高学年向け
ぼくとニケ Kindle版
Kindle Unlimitedの30日間無料で児童書を読む
推薦図書ではないけど、Kindle Unlimitedを登録すると30日間無料で対象の作品を読み放題!
好きな時に解約することもできるからとりあえず登録しよう!
\★30日間無料で読み放題!★/
おもしろそうな児童書もたくさんあるからオススメ!
コメント